チップ・カット

明日のチップシャンプーに備え、せっせとチップのブラッシングしながら・・・ふと思った

私は毛深いので、若いころ足毛の脱毛に通っていたことがある。

電気で処理するものだが、結構痛い・・・

しかし、痛いのもかまわず、どんどん施術するエステシャンもいるが、

痛そうなとき、その脱毛跡を、指先でキュッと押してくれるエステシャンもいる。

そうすると、痛みがすぐ引くのである。

そんなエステシャンに当たると、恐怖がやわらぐ。

結局私は途中で行くのをやめてしまった。恐怖の時間に耐えられなくなったからである。

痛みとの闘いは相当なストレスになった。

何十年も前の話なので、今は違うのかもしれない。

が・・・もしかしたら、トリミングに通う犬達も、こんな気持ちかもしれないと思った。

しかもワンコ達は、動けないように首をつられているのである。

電気脱毛ほどでないにしても、恐怖&ストレスの時間であることにかわりない。

そして肉体的苦痛のほかに、もう一つのストレスに気付いた。

自分が大事に扱われているかどうか?ということ。

前述の、優しいエステシャンの場合、痛みに気を使い、私を丁寧に扱ってくれた。

しかし、痛みも何も感じないかのようにモノみたいに扱われたら、精神的苦痛や傷は残る。

もしかしたら、犬たちもそんな屈辱的な悲しい時間を過ごしているかもしれない。


私は、自分の犬をブラッシングするときに、優しいエステシャンと同じようにしている。
「あら、ひっかかっちゃった。今のは痛かったかな?」と、思ったら、ちょっと手を休め、引っ張った辺りを
押さえて、マッサージする。

私のブラッシング中、チップは、ダランと力を抜き、眠っている。
とても気持ちよさそうにしている。

目を覚まして水を飲み、戻ってきたら、またやるけど、戻ってこなかったら、もう終わり。

トリミングに通わなくなって半年。
ベッタリの時間は、自宅トリミングタイムだけになりつつある。