6月15日

またMプーさんに会う。

お散歩しているときに見知らぬオジサンに

「この間テレビで見たけど、犬の毛はあんまりカットしないほうがいいらしい」

と、言われ、カットしすぎちゃったと心配している。

でもプードルは毛の抜け変えがないし、大自然の中で暮らしているわけではないし、これぐらいだったら気にすることはないんじゃない?
地肌が見えるほど、カットしちゃったら皮膚によくないけど。

と、言ったら、

でも顔はやりすぎた・・・

と、後悔しきりのようであった。

今までずっと、テディベアカットだったので、気になるのであろう。
それに顔が一部分赤くなっている。のだ。

さて・・・

こういうときトリミングサロンでは知らん顔して犬を返すと思う。
よっぽど目に見えて酷くけがをしていない限りは、黙っているか気がつかないか。である。

他の友人は、お乳の部分が切れていたのを見てゾッとしたそうだ。

医者にかかったときと同じように、こういうときお客たちは文句を言わないことが多い、
しかし、そっと静かに離れてゆく。
こういうのをサイレントカスタマーというのだそうだ。
今度、講習を受けてるので、サイレントカスタマーについてはまたその後書いてみたい。


以前トリマーさんに聞いたところ、目が悪くなったらこの商売終わりだそうである。

それだけギリギリの美しいラインを求めてやっているのだ。

でも、そんなことどうでもいい。

カットの美しさでなく、犬のホスピタリティを一番に考えてくれることが望ましい。

多くのトリミングサロンが飼い主優先で犬のホスピタリティなど考えてもいないことを、だんだんと気付いている人が増えている。

農薬だらけのまっすぐのキュウリより、無農薬のまがったキュウリがやっぱりいい!と、
多くの消費者の求めが変わるように、犬の世界も本質重視の本物志向になっていくと思われる。

これに気がつかない事業者は「危険なものを売っている事業者」と、知らない間に後ろ指さされることになるだろう。

恐ろしいことだが、犬を物として扱っていることの恐ろしさに一般人の方が敏感である。
純粋に犬に愛を求めていることが多いからだ。

飼い主のいないところで、犬をどんな風に扱っているか、そんな消費者たちが知ったら、最後であることを、犬をモノ扱いしている事業者は心しておいた方が良い。