9月7日③

犬は人の友達。

こんな風に言われている動物。

なのに、訓練しないと大変なことになる。とか、
支配されないように支配しろ。とか。
甘やかすと我儘になる。とか・・・

矛盾している。

これって、どっちかというと対人間に対する、警戒心かと思う。

そういうところがないから、人は犬を友。と、呼び、傍に居てほしいのだと思う。

大型犬は閉じ込めておかないと夜何をするかわからない。と言われ悲しくなった。

何もしないよ~。

クラウドもさとりも、人間を支配しようと寝首をかきに来るとか、何かを盗んでやろうとか。しない。
ましてや、「羽毛布団だせ!」とか、我儘も言わない。
ただ穏やかに快適に夜を過ごしたいだけだと思うし、実際にそうだ。


『犬は常に人間を支配しようとしている』なんてディズニー映画の見すぎかと思うようになった。

私はマンガは好きだけど、犬や猫が映画の中でパソコン操ったり世界征服をたくらんでいたり、そんなこと真面目に信じたりしない。

小型犬がワンワン鳴いたのを見て「支配しようとしている。我儘だ。」とか言われてグイグイ首輪を引っ張られているのを見た。悲しくなった。
あんな小さな生き物に対し、その十倍も体重のある生き物が力で首を引っ張るのである。


だいたい・・・

そんな怪物を、人間は自分たちの傍に置きたがるだろうか?
そんな疑心暗鬼な目で家族を見るだろうか?

犬は恐ろしい怪物じゃない。

もし本当に怪物な犬がいるとしたら、それは人間の怪物性が映っただけだと思う。

犬は人を滅多に殺さないが、人は人も動物も殺したり、傷つけたりする。しかも沢山。沢山殺す。地球の殺戮王だ。

犬が人を支配すると思って恐れている人たちは自分の中の支配性に怯えているのだろうと思う。または自分の支配欲を満たす口実にしているのだ。

なぐりたい人は、犬は暴力でしつけないとダメだ。というだろう。

それは、その人にとって暴力が日常の手段だからだ。

日常の手段が「支配する=される」ゲームで成り立っている人は、その考えをそのまますべてに投影するだろう。

怪物は人間の心の負の部分だ。

暗い考えがでてくることもあるかと思う。でもそんなものに操られず、それこそ支配されないで。生きたいと思う。

曇りなき眼で見たとき・・・ 犬は恐ろしい怪物に見えますか?

私には、ちょっとしたことしか望まず、それでも、いつも機嫌の良い最高の友達に見えます。